PDFを個人で販売する方法|自作した資料・教材をネットで売るには?

モリモリカートのアイキャッチ画像

自分で作ったPDFを、インターネットで販売することができます。

たとえば、

仕事で使っている便利なテンプレート。
自分でまとめた教材。
専門知識を整理した資料。
趣味について詳しくまとめたガイド。
イラストや作品をまとめたデジタル冊子。

こうしたものをすでに持っていて、
「これ、欲しい人に販売できないかな?」
と思ったことがある方もいるかもしれません。

PDFを販売するために、必ずしも大きなネットショップを作る必要はありません。
ブログやホームページ、SNSなど、すでに自分が使っている場所から販売する方法もあります。

この記事では、個人でPDFを販売する主な方法と、販売を始める前に考えておきたいポイントを紹介します。


PDFは個人でも販売できる

自分で作成し、販売する権利を持っているPDFであれば、個人でもデジタル商品として販売できます。

たとえば次のようなものがあります。

  • オリジナル教材
  • 学習用ワークシート
  • 業務用チェックリスト
  • Excelなどと組み合わせて使う説明資料
  • デザインや文章のテンプレート
  • ハウツー資料
  • オリジナルのレシピ集
  • 趣味のガイドブック
  • イラスト集・作品集
  • 同人誌
  • 小説
  • 調査・研究資料
  • セミナーや講座の補助教材

普段の仕事や活動の中で使っている資料が、別の人にとっては価値のある商品になることもあります。

ただし、会社の業務で作成した資料や、第三者の文章・写真・イラストなどを含むPDFについては、販売する権利が自分にあるかを必ず確認してください。

「自分が作業して作ったPDF」=「自由に販売できるPDF」ではありません。

著作権や契約などを確認したうえで販売しましょう。


PDFを販売する基本的な流れ

PDF販売というと難しく感じるかもしれませんが、基本的な流れはシンプルです。

PDFを作る

商品について説明する

購入者が決済する

購入者へPDFを渡す

必要なのは大きく、

「商品を紹介する場所」
「代金を受け取る方法」
「PDFを渡す方法」

の3つです。

この3つをどう用意するかによって、PDFの販売方法が変わります。


PDFを販売する主な方法

個人がPDFを販売する方法はいくつかあります。
商品数や販売頻度、すでに持っているブログやホームページなどに合わせて選びましょう。

1.コンテンツ販売サービスを利用する

デジタルコンテンツを販売できるサービスを利用する方法です。
販売ページや決済などが用意されているため、比較的簡単に販売を始められます。

すでに多くの利用者がいるサービスなら、そのサービス内から商品を見つけてもらえる可能性もあります。

一方で、販売手数料や利用できる機能、販売できる商品の種類などはサービスによって異なります。
また、販売サービス内で多くの商品と並ぶため、自分の商品をどう見つけてもらうかも考える必要があります。


2.ネットショップを作る

ネットショップを作り、PDFをデジタル商品として販売する方法もあります。
複数の商品を販売したい場合や、今後商品数を増やして本格的にオンライン販売を行いたい場合には便利です。

商品一覧や注文管理などをまとめて用意できることもメリットです。

ただし、販売するPDFが一つや二つだけなら、
「このPDFを売るために、新しくネットショップを一つ管理する必要があるだろうか?」
という点も考えてみましょう。

商品数が少ない場合には、もっと小さな仕組みで販売できることがあります。


3.ブログやホームページから販売する

すでに自分のブログやホームページを持っているなら、そこを販売場所として利用する方法があります。

たとえば、普段から料理について発信しているブログなら、
「家庭で作れる○○レシピ50選」
というPDFを販売する。

デザインについて発信している人なら、
「実際に仕事で使っているチェックリスト」
を販売する。

会社のホームページなら、
研修用資料や専門知識をまとめた冊子
を販売する。

この方法のメリットは、すでに読者へ情報を届けている場所をそのまま使えることです。

PDFを販売するためだけに、別の場所へ読者を集め直す必要がありません。

4.SNSから販売する

SNSで作品や情報を発信している場合には、プロフィールや投稿などから購入ページへ案内する方法もあります。

普段の投稿を見て、

「もっと詳しく知りたい」
「この人の資料なら読んでみたい」

と思った人が、そのまま商品を購入できる導線を作ります。

SNS自体に販売機能がなくても、外部の購入ページにつながるリンクがあれば販売できる場合があります。


PDF販売では「どうやって渡すか」が重要

PDF販売で忘れやすいのが、購入後の受け渡しです。

決済できるようになった。
購入者からお金を受け取った。

そこで販売は終わりではありません。

購入者へPDFを届ける必要があります。

方法はいくつかあります。


メールでPDFを送る

最も単純なのは、購入を確認したあと、販売者が購入者へメールでPDFを送る方法です。
販売数が少なければ、これでも十分に運営できます。

ただし、

夜中に注文が入った。
仕事中に注文が入った。
旅行中に注文が入った。
複数件まとめて注文が入った。

という場合には、そのたびに対応する必要があります。

最初は問題なくても、販売数が増えるほど負担になります。

決済後に自動でダウンロードできるようにする

もう一つは、決済が完了したあと、購入者自身がPDFをダウンロードできるようにする方法です。

販売者が一件ずつメールを送る必要がありません。
深夜に商品が売れても、販売者が起きている必要はありません。

PDFのようなデジタル商品は、「決済」と「受け渡し」をまとめて自動化できると販売後の負担をかなり減らせます。


PDFの商品ページには何を書けばいい?

PDFは実物を手に取れないため、購入前に内容が分かるように説明しておくことが大切です。

たとえば、

  • PDFの内容
  • どんな人向けなのか
  • 何ページあるのか
  • ファイル形式
  • ファイル容量
  • 閲覧に必要な環境
  • 印刷して使用できるか
  • 購入後の利用範囲
  • 商用利用の可否
  • 再配布の可否

などです。

可能であれば、表紙や一部ページの画像などを掲載すると、購入者が内容をイメージしやすくなります。

テンプレートや教材の場合には、
「このPDFを使うと何ができるのか」
まで説明すると商品の価値が伝わりやすくなります。


PDFはいくらで販売すればいい?

PDFだから安くしなければならない、という決まりはありません。

価格はページ数だけではなく、
そのPDFによって購入者が得られる価値
も考えて決めます。

20ページでも、一般的な情報をまとめただけのものと、専門家が長年使ってきた実務資料では価値が異なります。

反対に、内容が少ないからといって必ず価値が低いとも限りません。

たった1ページのチェックリストでも、それによって毎回30分の確認作業を減らせるなら、必要な人にとっては十分な価値があります。

最初から完璧な価格を決めるのが難しければ、販売しながら見直していく方法もあります。


無断転載・再配布への対策も考えておく

デジタル商品には、コピーしやすいという特徴があります。

購入されたPDFが第三者へそのまま渡されたり、インターネット上へ無断転載されたりする可能性を完全になくすことは困難です。

そのため、

購入者本人のみ利用可能
第三者への再配布禁止
商用利用不可

など、利用条件をあらかじめ明記しておきましょう。

商品によっては、購入者がどこまで利用できるのかを定めた利用規約を用意する方法もあります。

ただし、コピー対策を厳しくしすぎることで、正規の購入者まで使いにくくならないようバランスも必要です。


ブログの記事そのものをPDFの販売ページにできる

すでにブログを書いている人なら、新しく立派な販売ページを作らなくても構いません。

たとえば、
「初心者が○○を始めるときに注意したい10のこと」
という記事を書いているとします。

記事では基本的な考え方を紹介する。

さらに詳しい手順やチェックリストをPDFにまとめる。

そして記事の最後に、
「詳しい手順をまとめたPDFはこちら」
と購入リンクを置く。

これだけでも販売導線になります。

普段の記事で、
「この人の情報は役に立つ」
と思ってくれた読者に、その続きとして有料資料を案内できます。

最初から「商品を売るためのサイト」を作らなくても、今まで積み重ねてきたコンテンツの延長に商品を置くことができます。


仕事で使っている資料が商品になることもある

PDF販売というと、

「有料noteのような読み物」
「情報商材」

などを想像するかもしれません。

しかし、必ずしも読み物である必要はありません。

たとえば、

毎回仕事で確認しているチェックリスト。
顧客への説明に使っているオリジナル資料。
自分で作った作業手順表。
イベント運営で使っている確認シート。
デザイン制作で使っているヒアリングシート。

こうしたものも、他の人が同じ作業をするときに役立つなら、商品になる可能性があります。

普段当たり前に使っているため、自分では価値に気づいていないこともあります。

「自分にとって普通だけれど、初めてやる人なら欲しいものはないか?」

という視点で探してみると、意外なものが見つかるかもしれません。


PDF販売のためだけにネットショップを作らなくてもいい

販売するPDFが何十種類もある。
今後デジタル商品を本格的に増やしていく。
ブランドとしてオンラインショップを育てたい。

そうした場合には、ネットショップを用意するメリットがあります。

一方で、
「とりあえず、このPDF一つを販売してみたい」
という人もいます。

その場合に必要なのは、
巨大なECサイトではなく、
PDFについて説明する場所と、購入できる入口
だけかもしれません。

ブログの記事。
自分のホームページ。
SNS。

すでに人へ情報を届けている場所があるなら、そこから購入ページへつなぐ方法があります。


MORI MORI CARTならPDFを自動で販売できます

MORI MORI CARTでは、PDFなどのデジタル商品を登録して販売できます。
商品を登録すると、購入リンクや販売カードを作成できます。

そのコードやリンクを、

ブログ。
WordPress。
自分のホームページ。
SNS。

など、普段使っている場所へ設置します。

購入者が商品を購入すると、決済後に自分で商品をダウンロードできます。
販売者が注文のたびにPDFをメール添付して送る必要はありません。

つまり、

PDFを作る

MORI MORI CARTへ登録する

ブログやホームページに購入リンクを置く

購入者が決済する

購入者がPDFをダウンロードする

という流れを作れます。

ネットショップそのものを新しく作らず、今使っている場所に販売機能だけを追加する。
そんな使い方を想定しています。



▼ブログやWebサイト用の販売カード例

▼SNSでの投稿例

SNSでの販売例スクリーンショット画像

まず一つ販売してみる

PDF販売を始めようとすると、

何十ページ必要だろう。
立派な表紙を作らなければ。
ネットショップを用意しなければ。
商品を何種類も揃えなければ。
SNSで宣伝しなければ。

と、やることを増やしてしまいがちです。

でも、最初からそこまで用意する必要はありません。

すでに持っている資料があるなら、まず内容を確認する。
必要なら販売用に整理する。
商品説明を書く。
価格を決める。

そして、一つ販売してみる。

売れたら、次を考える。
反応がなければ、商品や説明、販売場所を見直す。

自分には合わないと思えば、そこでやめても構いません。

オンライン販売だからこそ、小さく試すことができます。


PDFは「作る」だけで終わらせなくてもいい

自分では当たり前に使っている資料。
以前作ったままパソコンに保存されている教材。
ブログの記事を書くために整理した情報。
趣味について長年まとめてきた知識。

そうしたものの中に、誰かにとって役立つものがあるかもしれません。

PDFを販売する方法はいくつもあります。

コンテンツ販売サービスを使う。
ネットショップを作る。
SNSから販売する。
今あるブログやホームページを使う。

大切なのは、最初から大きな販売環境を作ることではありません。

「誰に、何を届けたいのか」

を決めて、それに合った販売方法を選ぶことです。

すでに売ってみたいPDFがあるなら、
まずはその一つを、

今ある場所から販売できないか。

そこから考えてみてもいいでしょう。

「デジタル商品」の記事

このカテゴリーの記事をもっと読む →