教材をネット販売する方法|自作したPDF・問題集・学習資料を個人で売るには?

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自分で作った教材を、インターネットで販売することができます。

授業で使っているプリント。
自分で作った問題集。
講座で配っている資料。
練習用のワークシート。
専門知識をまとめたPDF。

こうした教材をすでに持っていて、
「これ、ほかの人にも販売できないかな?」
と思ったことがある方もいるかもしれません。

現在は、教材を販売するために必ずしも出版社を通したり、大きなネットショップを作ったりする必要はありません。

PDFなどのデジタルデータにすれば、自分のブログやホームページ、SNSなどから販売する方法もあります。

この記事では、自作教材を個人でネット販売する方法や、商品にできる教材の例、販売前に考えておきたいポイントを紹介します。


自作した教材は個人でも販売できる

自分で制作し、販売する権利を持っている教材であれば、個人でも販売できます。

たとえば、

  • オリジナル問題集
  • 学習プリント
  • ワークシート
  • 練習問題
  • 解説資料
  • PDF教材
  • チェックリスト
  • 学習計画表
  • 講座用テキスト
  • セミナー資料
  • 指導用資料
  • オリジナルの参考資料

などです。

学校の先生や塾講師だけでなく、

語学を教えている人。
楽器を教えている人。
パソコンを教えている人。
料理教室を運営している人。
スポーツを指導している人。
仕事の専門知識を教えている人。

など、「誰かに何かを教えている人」なら、普段使っている資料が教材になる可能性があります。


どんな教材をネット販売できる?

教材というと、学校で使う教科書や問題集を想像するかもしれません。
しかし、誰かが何かを学ぶために使えるものなら、教材の範囲はもっと広く考えられます。

PDF教材

文章や図、写真などをまとめた教材をPDFにして販売する方法です。
PDFならパソコンやタブレットなどで閲覧でき、必要に応じて印刷して使うこともできます。

たとえば、

  • 入門ガイド
  • 解説書
  • 学習テキスト
  • 手順書
  • 練習教材
  • 参考資料

などを作れます。

普段WordやPowerPointなどで作成している資料を、販売用に整理してPDFにする方法もあります。

問題集・練習問題

自分で作った問題や課題をまとめて販売することもできます。

問題だけではなく、

問題

解答

解説

まで用意すると、購入者が一人でも学習しやすくなります。

難易度別に分けたり、

初心者向け。
試験前の確認用。
苦手分野の練習用。

など、目的を明確にした商品にする方法もあります。

ワークシート

学んだ内容を実際に書いたり考えたりするためのワークシートも商品になります。

たとえば、

  • 記入式の練習シート
  • 学習記録
  • 振り返りシート
  • 計画表
  • 自己分析シート
  • チェックシート

などです。

PDFにして購入者が印刷できるようにしたり、入力可能なデータとして提供したりする方法があります。

講座・セミナーで使っている資料

すでに講座やセミナーを行っている人なら、そこで使っている資料を販売用の商品にできる可能性があります。

講座へ参加した人だけに渡していた資料をそのまま販売するとは限りません。

説明を追加する。
一人でも理解できるように内容を整理する。
練習問題を加える。
補足資料を付ける。

など、講師がいなくても使える教材へ作り直すことで、単独の商品にできます。

専門知識をまとめた教材

仕事や長年の活動で身につけた知識を、初心者向けに整理する方法もあります。

たとえば、

「初めて○○をする人向け」
「仕事で○○を担当することになった人向け」
「○○を始める前に知っておきたいこと」

などです。

専門家にとって当たり前の内容でも、初めて取り組む人にとっては、
「何から覚えればいいのか分からない」
ということがあります。

順番を整理して説明するだけでも、教材として価値が生まれる場合があります。


教材は「知識」だけではなく「順番」にも価値がある

現在はインターネットで多くの情報を無料で調べられます。

そのため、
「検索すれば分かることを教材として販売しても意味がないのでは?」
と思う人もいるでしょう。

しかし、学ぶ側からすると問題は、

情報が存在するかどうか
だけではありません。

何から始めればいいのか。
次に何を覚えればいいのか。
どこまで理解すればいいのか。
何を練習すればいいのか。
どの情報が自分に必要なのか。

それを一つずつ判断しながら情報を探す必要があります。

教材には、
必要な情報を、学びやすい順番に整理する
という役割があります。

知識そのものだけではなく、
「ここから始めて、次はこれ」
という道筋にも価値があります。


普段使っている教材が商品になることもある

新しく教材を販売しようとすると、
「販売用に立派な教材を一から作らなければ」
と考えがちです。

しかし、すでに誰かを教えている人なら、手元に材料があるかもしれません。

毎回印刷しているプリント。
生徒によく説明する内容。
何度も使っている練習問題。
質問されるたびに見せている資料。
自分で作った図解。
受講者がつまずきやすいところをまとめたメモ。

それらは、実際の指導の中で使われてきたものです。

特に、
何度も同じ説明をしていること
は教材のヒントになります。

毎回質問されるということは、そこに「知りたい人」がいるからです。


「誰向けの教材なのか」を明確にする

教材を販売するときには、内容だけでなく、

誰が使う教材なのか
を分かりやすくしましょう。

たとえば、
「英語教材」
だけでは対象が広すぎます。

それよりも、

「英語を初めて学ぶ小学生向け」
「海外旅行前に基本表現を覚えたい人向け」
「中学英語をやり直したい大人向け」

など、対象を具体的にすると購入者が判断しやすくなります。

さらに、
この教材を使うと、何ができるようになるのか
も説明できると商品の目的が伝わります。


教材の難易度を表示する

教材では、購入者と内容のレベルが合っていることも重要です。

初心者向け。
基礎。
中級。
経験者向け。
資格試験対策。

など、対象となるレベルを表示しておきましょう。

必要な前提知識がある場合も説明します。

購入したあとに、

「難しすぎて使えない」
「知っている内容ばかりだった」

となることを減らせます。


教材の内容を購入前に分かるようにする

デジタル教材は、書店の本のように購入前に中身をめくることができません。

そのため、商品ページで内容を説明することが重要です。

たとえば、

  • ページ数
  • 目次
  • 学習内容
  • 対象者
  • 難易度
  • ファイル形式
  • 印刷可能か
  • 解答・解説の有無
  • 使用するために必要なもの

などを掲載します。

可能であれば、表紙や一部ページの画像なども見せると内容をイメージしやすくなります。


教材を販売する主な方法

自作教材をネットで販売する方法はいくつかあります。

1.コンテンツ販売サービスを利用する

デジタル商品を販売できるサービスへ教材を登録する方法です。
販売ページや決済、ファイルの受け渡しなどが用意されているサービスなら、比較的簡単に始められます。

ただし、

  • 販売手数料
  • 登録可能な商品
  • ファイル容量
  • 利用条件
  • 売上金の受け取り方法

などはサービスによって異なります。

教材の形式に合ったサービスを選びましょう。

2.ネットショップで販売する

複数の教材を継続して販売するなら、ネットショップを作る方法があります。

科目別。
難易度別。
目的別。

などに商品を整理でき、教材が増えてきた場合には便利です。

一方で、最初に販売する教材が一つだけなら、
その一商品を売るために新しいショップを管理する必要があるか
も考えてみましょう。

3.ブログから販売する

教材とブログは相性のよい組み合わせです。

たとえば、
「初心者が○○を覚えるときに最初に知っておきたいこと」
という記事を書く。

記事では基本を無料で説明する。

そして、

練習問題。
ワークシート。
詳しい解説。
チェックリスト。

などを教材として販売する。

検索から記事へ来た人に、さらに学びたい人向けの商品を案内できます。

4.SNSから販売する

普段SNSで知識やノウハウを発信しているなら、そこから教材を販売する方法もあります。

投稿で役立つ情報を発信する。
教材の使い方を紹介する。
一部を見本として公開する。
プロフィールなどから購入ページへ案内する。

すでに情報を見てくれている人へ、その延長として商品を紹介できます。

5.自分のホームページから販売する

教室や講座、事業などのホームページを持っているなら、そこから教材を販売することもできます。

たとえば、

料理教室ならオリジナルレシピ教材。
音楽教室なら練習用教材。
パソコン教室なら操作ガイド。
コンサルタントなら業務用ワークシート。

など、普段のサービスに関連する商品を置く方法があります。

すでに自分の活動を紹介しているホームページなら、
「この人が作った教材なら使ってみたい」
という信頼から購入につながる可能性もあります。


無料コンテンツと有料教材を組み合わせる

すべての情報を有料にする必要はありません。

無料で役立つ情報を公開し、その先に有料教材を用意する方法があります。

たとえば、

ブログ記事では基本を説明。
無料PDFでは簡単なチェックリストを配布。
有料教材では詳しい解説と練習問題を収録。

という形です。

無料コンテンツで内容や教え方を知ってもらえるため、
購入する前に「この人の説明は分かりやすい」と判断してもらえる
メリットがあります。


教材の価格はどう決める?

初めて教材を販売するときに悩みやすいのが価格です。

10ページだから500円。
50ページだから2,000円。

というように、ページ数だけで決める必要はありません。

教材の価値は、
何ページあるか

だけではなく、
学ぶ人の時間や手間をどれだけ減らせるか

でも変わります。

たとえば、

自分で何時間も検索しなければ整理できない内容。
長年の指導経験から、つまずきやすい部分だけをまとめた教材。
試行錯誤して作った練習方法。

などには、ページ数だけでは測れない価値があります。

一方で、一般的な情報を簡単にまとめた教材なら、購入しやすい価格の方が適している場合もあります。

似た教材の価格も参考にしながら、
誰に、どんな価値を提供する教材なのか
を考えて決めましょう。

最初に決めた価格を、ずっと変えてはいけないわけでもありません。

販売しながら見直すこともできます。


著作権には注意する

教材を販売するときには、使用している文章や画像などの権利を確認する必要があります。

たとえば、

市販の問題集から問題を転載する。
他人のWebサイトの説明文をコピーする。
インターネットで見つけた画像を使う。
教科書の内容をそのまま掲載する。
第三者が制作した素材を販売可能か確認せずに使用する。
といったことには注意が必要です。

自分が教材としてまとめたからといって、中に含まれるものすべてを販売できるとは限りません。

自分で作成したものを基本とし、他者の著作物を使用する場合には、必要な許諾や利用条件を確認しましょう。


内容の正確性にも注意する

教材は、人が何かを学ぶために使うものです。

そのため、内容の正確性は重要です。

特に、

医療。
法律。
税務。
投資。
資格。
安全に関係する技術。

など、誤った情報による影響が大きい分野では十分な注意が必要です。

自分の経験だけを一般的な事実として断定しない。
情報が変わる分野では更新日を表示する。
必要に応じて公的機関や専門機関の情報を確認する。

など、扱うテーマに応じた対応を考えましょう。


購入後の利用条件も決めておく

教材はコピーしやすいため、購入者がどこまで利用できるのかを決めておきましょう。

たとえば、

購入者本人のみ利用可能。
家庭内で利用可能。
教室内での配布可能。
生徒への配布は禁止。
商用利用可能。
第三者への再配布禁止。
再販売禁止。

などです。

特に講師向け教材では、
「購入した先生が、自分の生徒30人へ配布していいのか」
によって商品の価値や価格も変わります。

個人利用版と教室利用版を分ける方法もあります。


教材は一度作って終わりではない

教材を販売したあと、購入者から、

「ここが分かりにくかった」
「この問題も欲しい」
「初心者向けも作ってほしい」

といった反応が得られることがあります。

それをもとに、

説明を追加する。
問題を増やす。
新しい教材を作る。
難易度別の商品を作る。
セット商品にする。

など、商品を育てていくこともできます。

最初から完璧な教材シリーズを作る必要はありません。
一つ販売して、実際の反応から次を考える。

という方法もあります。


MORI MORI CARTなら今ある場所から教材を販売できます

MORI MORI CARTでは、PDFなどのデジタル教材を登録して販売できます。

商品を登録すると、購入リンクや販売カードを作成できます。

そのリンクを、

ブログ。
SNS。
WordPress。
教室や事業のホームページ。
などへ設置できます。

購入者が決済すると、デジタル商品をダウンロードできます。

つまり、

教材を作る

MORI MORI CARTへ登録する

普段使っているブログやホームページなどで紹介する

購入者が決済する

教材をダウンロードする

という流れを作れます。

購入のたびに販売者が教材をメール添付して送る必要もありません。
販売するためだけに活動場所を変えず、今ある場所へ販売機能を追加する。

そんな使い方ができます。



▼ブログやWebサイト用の販売カード例

▼SNSでの投稿例

SNSでの販売例スクリーンショット画像

先生には、教えることに時間を使ってほしい

教材を販売しようとすると、教材を作ること以外の仕事が始まります。

販売ページを作る。
決済方法を調べる。
注文を確認する。
購入者へファイルを送る。
問い合わせに対応する。

もちろん、販売には必要な作業です。

でも本来やりたいことが、

教えること。
教材を改善すること。
新しい講座を考えること。
生徒と向き合うこと。

なのであれば、販売作業ばかりに時間を取られるのはもったいないことです。

漫画家には漫画を描いていてほしいのと同じように、
先生には、教えることに時間を使ってほしい。

販売の仕組みは、そのために利用するものでもあります。


まず、いつも使っている教材を一つ見直してみる

自作教材を販売してみたいと思ったら、最初から新しい教材を作る前に、今使っているものを見直してみましょう。

何度も印刷しているプリント。
生徒から評判のよかった問題。
毎回説明に使っている資料。
自分なりに工夫したワークシート。
何年も改良してきた教材。

その中に、
自分がいなくても誰かの学習を助けられるもの
があるかもしれません。

販売できる権利や内容を確認し、一人でも使えるように整理する。
商品説明を書く。
価格を決める。

そして、
まず一つ販売してみる。

教材のネット販売は、そんな小さなところから始めることもできます。

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